2025年3月例会
- 広報部
- 3月23日
- 読了時間: 2分
更新日:4月1日
桜の開花宣言がなかなか届かないですが最高気温が20度を超え暑ささえ感じる午後、吉祥寺の会場へ東京支部会員の皆様が集まり本年度最後の月例会開催となりました。
本日のメインイベントは、前回みなさんからリクエストのあったT氏が実践している実生の話。
題して「実生を楽しむ」です。
ここでは話の内容を要点だけ記します。
・容器はネットショップなどで販売しているプリンカップが使い勝手が良い。
・プリンカップ容器は熱湯消毒が出来るが、
フタは変形するのでそのまま使用。

・用土は鹿沼土の細粒。土の粒が大きいと種子が間に入
ってしまいよろしくない。
・種子を白い紙の上に広げ、紙を斜めにしてみてコロコ
ロと転がるものが良い種子である。
・種子を播く前に用土は湿らせておく。
・用土の上に種子を播いて容器を所定の位置に置いたら
容器は動かさない。
・発芽には光が必要なので蛍光灯やLEDの下に置く。
・温度は10度を下回らないようにする。
・発芽しても肥料は与えない。
(編集注※1000~2000倍の液肥を与えるという説もあります)
・発芽に要する時間はさまざま。4日で発芽したものも
あれば、半年後に発芽したものもある。

・暑い時期の加湿には気を配り、適宜フタを開けるなど
する。
・少し育ってきたら植え替えの時期を見定める。
タイミングが大事です。
・植え替え時にはじめて肥料を与える。
・植え替えの際に多少乱暴に引き抜いて根がちぎれても
その後発根する。
・植え替えする時期を過ぎて大きくなってしまった苗
は、その後成長が鈍化する。
非常に興味深い内容で、会員からは活発に質問も出ていました。
次に皆さんが持ち寄ったベゴニアたち。







どのベゴニアも状態良く育てられていますが、特に会員の目を引いたのが、Uさんのダースベイデリアナ。上から撮影しているので判り辛いですが、花を咲かせてなかなかの大きさに育て上げています。お見事です。
このように毎回みなさんが持ち寄ってくださるベゴニアに心が踊らされます。
最後に提供苗。
今回もUさん、Sさんが提供してくださいました。


いつも本当にありがとうございます。
提供苗をいただくくじ引きで一喜一憂しながらそろそろ終了となります。
今回は「実生を楽しむ」の講演があり、予定の終了時間を大幅に超えてしまいました。
また来月お会いしましょう。